赤ちゃまきゃわ

東京在住の妊婦!27歳じゃ!

あずさで松本へ、蕎麦を食べるぞ20週

夫の仕事にお供して、1泊2日長野県松本市へ行ってきた。

私も行きたーーいと言ったら、なんと先方が私の分の宿泊費と1日目の飲食代も出してくれた。どういうことだ、とんでもないことだ。

 

出勤する日より早起きして、新宿駅8時5分発のあずさ77号に乗る。窓がでかい。

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さてうきうきの車内朝ごはんだ。

駅弁屋さんやパン屋さんをのぞいたあと、成城石井さまで夫が「これは…?」と選んだ柿の葉寿司を食べた。

寿司。

妊娠してから、生魚はリステリア菌などの食中毒の危険(と、水銀)があるということでずっと我慢し続けている寿司。

"酢締めでも死滅しない食中毒菌があるため、生の魚介類と同様に食中毒のリスクがあります。"と書いてある、柿の葉寿司。

一方で「お寿司ぜんぜん食べてましたよ〜」という先輩ママコメントもネットで多く見られる寿司。

 

我々は日々、妊娠中は控えた方がいいとされている数多の飲食や行動について、己のストレスと、もしもの"危険"が赤ちゃんや母体に起こったときの後悔・責任を天秤にかけ、唸りながら選択し生きているわけだが、

私と夫はついに、柿の葉寿司を食べることを選んだ。

鮭はもともとアレルギーがあるから、

鯖と、鯵と、鯛を、食べた。

 


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はいもうこの旅のハイライト出ました。

おいしかった。

泣こうと思えば泣けた。

(パンも食べたおいしかった。)

 

寝て起きて松本駅。タクシーで夫の仕事場である会場へ移動。夫の本業はピアニストで、リハから本番まで見せてもらった。

夫への尊敬が深まるよい本番だった。

今回の企画にお誘いしてくださった方は、去年までピアニストである奥さまと参加していたとのこと。お子さんが1歳過ぎで、去年は楽屋にシッターさんを呼んで、お2人とも出演されたそう。

こんなに自分の時間がなくなるなんて、愛情がないとやってられないね

とおっしゃっていた。

 

無事にお仕事が終わり、主催の方(おまんじゅうと手作りズッキーニをお土産に持たせてくれた)にホテルまで送ってもらった。

なわて通りが見下ろせる最上階のお部屋だった。ありがてえ!!!

 

 

ちょっと寝たら1〜2時間は寝ていた。ジェラート屋さんに行きたかったが諦めた。

夫が少し仕事をして、さあ晩!飯!だ!!

 

長野県出身の友達に「長野で美味しい食べ物はなんですか」と聞いたら「蕎麦らしい」と返ってきたので、周辺の信州蕎麦屋さんをブックマークしておいた。この2日間の目的は、おいしい十割蕎麦を食べることである。

 

第一候補のお店は予約営業のみになっていた。第二候補は営業していなかった。近くのお蕎麦も食べられる居酒屋さんへ行った。

ビールor日本酒orソフトドリンクが一杯無料だったので、ウーロン茶を頼んだ。

ウーロン茶はウーロンハイを飲んでる気分になれるから好き。

 

黒板メニューからワラビおひたしを。

他に、ブタタンのニンニク炒めと、ちくわチーズ磯辺揚げと、ざる蕎麦を食べた。

ホタテとキノコのバター焼きは、貝が苦手なのできのこと汁だけもらった。汁うまっ


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蕎麦が他県とどう違うのかは分からなかった。

まあおいしかったしよかった。

 

先ほどのお仕事の方々とワインと肉の店で合流した。長野のお祭りでは、魚屋さんが鯉をその場で切って「鯉の洗い」を売っているらしい。鯉が美味しいお店を教えてもらった。田楽やうなぎもいいよとのこと。人生で一回は鯉を食べてみたい。

 

 

松本駅周辺で解散して、女鳥羽川沿いを歩いてホテルに戻る。旅先の夜なのに酔っ払っていない。コンビニでご当地ビールを眺めて眺めてたくさん眺めて、おつまみだけ買って歩いた。クラフトビール屋さんも、居酒屋はしごも、ワインのお店も、今年は行けない。はやく飲めるようになりたいな。

 

なんとかして寝た。

 

 

2日目。

起きてホテルの温泉入った。

 

チェックアウトして、うす焼きのモーニングセットがあるカフェに行った。

花豆とかぼちゃとえごまのうす焼きを食べた。モーニングセットは野菜スープか飲み物を選べたが、どちらもついてくるセットにした。

朝から食べるお漬物がおいしすぎる。


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観光だ!なわて通り商店街を歩く。

たい焼き屋さんが2軒、石屋さん、カエルのお土産屋さん、カエルのオブジェ、ここは修学旅行で歩きたい道です。

昨日諦めたジェラート屋さんに巡り会えた。

我々はきゅうりライムソルベと安曇野ラベンダーと玄米ポンハニーを頼んだ。珍しい味ばかりのジェラート屋さんだ。

 

後ろに並んでいた男の子が「クッキークリームにする」と言って、保護者さん(お母さま?おばあさま?)が「クッキークリーム以外にしようね、ここでしか食べられないものを食べようね」と促していたが男の子は折れなかった。

 

外のベンチで香水味の安曇野ラベンダーを食べながら、自分の子供がクッキークリームにしたいと言った場合私はどうするだろうと考えた。

絶対うまいよなクッキークリームは。

でもきっと私も"ここでしか食べられないもの"をそれとなく読み上げて、促すんだろうな。

 

 

タイムズカー!

浅間温泉まで15分くらいドライブして、気分が乗らないのでそのまま車を走らせた。私が車酔いしたところで、脇におっとぼけ美術館の看板を見つける。すごい判断力ですぐそちらを目指す夫。

残念ながら開いていなかったが、Googleマップにはたくさんのお面の写真と「美術館であり雑貨屋さんでありおいしい飴を売っているお店!」とレビューがあって超気になった。おっとぼけ美術館。いい名前。

 

再びすごい判断力でGoogleマップ蕎麦屋を見つけた夫。到着した瞬間「只今予約営業」の立札が出たので、その場で電話予約し、空いた30分で温泉に向かう。美ヶ原温泉の白糸の湯に行った。

 

露天風呂が幸せだった。

 

幸せな気持ちで蕎麦屋に戻る。

なんてこった、囲炉裏があって、お庭があって、広ーい畳の部屋に直座りするタイプのお店だ。扇風機に当たってうちわで涼む。外は酷暑でクーラーはないのにギリ大丈夫。

長野はどこでもお漬物が出てくる!ありがてえ!

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せいろそば穴子丼セットと、天ぷら盛り合わせを頼んだ。蕎麦、かたい!これが十割なのかは書いてないので分からない、だけどかたいし、なんか信州蕎麦食べたって感じする。やば感想。

穴子は鰻より妊婦に優しいらしい。鰻はレチノールが豊富なので、1人前までなら平気らしいが、来年まで我慢している。

最初に出てきたお漬物とは別のお漬物がついてきた。暑いと漬物がほんとうにおいしい。


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夫が疲ろ疲ろ疲ろっぴちゃんになったので、運転を代わり松本市美術館のカフェに連行する。ジューシーな桃のケーキを食べながらこの日1番笑った気がする。草間彌生の展示は観ませんでした。

 

タイムズカー返却。

 

松本駅安曇野リンゴジュース購入。観光客に優しいのは1階よりも3階のNewDays改札内で駅弁も買った。

 

寝て本読んで山菜釜飯食べて寝て起きたら新宿ついた。

 

 

太った。

1週間後の妊婦健診に向けて、1キロ痩せたい。